屋久島ガイドサービス
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屋久島の技.1--ススキぼうき

1.

ススキぼうきの作り方を伝授しますな。
まずは材料の調達からですワ。
ススキならなんでもええ訳ではありませんで、出来るだけ穂がたくさん付いているもの、茎が太すぎず細すぎずのものを選ぶのがポイントなんですな。

剪定バサミやカマで根元の方からカットして一抱え位必要ですねん。

次に茎だけにする為に葉や出ている皮を丁寧に剥がしますねん。

穂に付いている種を全て落とす為に穂を下に向けてしばらくの間、干します。

 

 

2.

茎がほうきの柄になるんで柄の長さで揃え4〜5組に分ける。
一番長い柄の組から束にするんやけど、穂の向きカーブを揃えて束にしてまとめてきつく針金で縛る。
針金は細すぎると切れるし太いと扱いにくいで。
縛る位置は穂の下やで。

 

 

3.

出来た束をちょうど二分の一、半分に分ける。
その割れ目に次に柄の長い束を挟む。最初の束と同じ様に穂の向きを気をつけてな。
ほんで最初の針金と重ならない様に穂をずらして針金できつく縛るんや。
これを繰返す。段々にずらして穂が掃きやすい形になるように作るんやで。
針金のしめた先で手を切らない様にするには、挟んでいく割れ目に入れ込むのが肝心やで。

 

 

4. 段々とずらしていくのがわかるやろか?
いっぺん作ってみればわかると思うで〜。
 

5.

6.

掃きやすい様にほんで美しく仕上げる為に余分に出ている穂先をハサミでカットしますねん。

 

 

7.

きつくそれぞれの束を針金で縛ったけどゆるんでくるんで柄のおしりに杭を入れますねん。
その辺に要らん真直ぐの木の枝が落ちてへんやろか?
えんぴつを削る要領で削りますんや。

 

 

8. 柄のおしりの中央に入れますカナヅチでカツーンとな。
これでしっかりと柄が収まりますねん。
 

9. さて、どないですやろ?上手い事出来たやろうか。
何回か作っていくと針金の変わりに端切れを利用してカラフルに仕上げたり、上達したらそのうち民芸品として地域起こしの『ススキぼうき』になったらええなぁ。
 

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